3500着を超える当方のコレクションのラストを飾るのはコレしかありません。南米nonFIFAの、何と、あのモアイ像で有名なイースター島代表ユニhomeです。awayは存在しないので、唯一の公式イースター島代表ユニです。売り主によると実使用品とのことです。 ポリネシア系の人々が小さな舟でたどり着いた時、イースター島は、モアイ像だけがそびえ立つ無人島でしたが、現在では観光業、漁業などに携わる7,000人近くの人々が暮らしており、現地の言葉てはラパ・ヌイと呼ばれる聖地です。 そんなイースター島にもサッカーに興じる人たちが増え、同じチリ領のサン・フェルナンデス諸島と草サッカー同然の非公式試合を行なったりもしていたところ、チリ・サッカー協会は2009年のカップ戦にイースター島代表を特別招待することを決定したのです。 その決定を受けて、イースター島に急きょサッカー場が建設されました。客席こそベンチ数列しかないものの、モアイ像をバックにしたグラウンドで、元チリ代表選手をコーチとして招いたイースター島代表チームは練習に励みました。何しろ1回戦の相手はチリ屈指の強豪コロコロに決まったのですから。 そして迎えた試合当日、島民の大半とチリ国内のメディアが多数詰めかけ、声援を背にしたイースター島代表チームは奮闘しましたが、残念ながら0対4の完敗という結果に終わりました。 イースター島代表チーム唯一の公式記録となったこの試合は、チリ国内では非常に大きな話題となり、このユニはチリ国立博物館に展示されているほどです。 このユニは最初に海外オークションに出品されました。そこそこの中古車か高額なイヌやネコが買えるほどの、とても手が届く価格ではありませんでした。出品者はチリ在住の日本人でした。彼にとってもこのユニはお宝でしたが、南アフリカ移住費用を捻出するためにやむを得ず出品したとのことでした。 彼からチリのクラブユニを何回も購入するうちに親しくなったことで、ボーナスが出るまで半年ほど売らずにキープしてもらえることになり、何とか入手することができました。 背番号はラバー素材ですが、ベースはインプリントタイプです。アンブロ製のような高品質ユニではありませんが、私の代表ユニマニアとしての集大成です。その国・地域の知名度、レア度、出自の全ての面で、お宝ユニ最上位の品です。
商品の情報
カテゴリー | スポーツ・レジャー > サッカー/フットサル > ウェア |
商品の状態 | 未使用に近い |